立川・昭島 中学受験と高校受験の公表資料ガイド立川市・昭島市の家庭向けに、立川高校と立川国際中等教育学校の入試を、学校と東京都教育委員会が出している資料から読み解く

最終更新:2026年10月10日

私立高校の推薦・併願優遇・一般——立川・昭島から都立と組み合わせる

都立が第1志望の家庭にとって、私立高校は「もう1校」ではなく、2月10日からの日程と、都立の合格発表までの手続のつなぎ方の問題です。推薦は第1志望の人だけ、併願優遇は一般入試の中の仕組み、どちらも12月の入試相談を通ります。公表資料に書かれていることと、書かれていないことを分けて並べます。

この記事の要点
  • 東京の私立高校の推薦入試は、出願が2027年1月15日以降、選抜が1月22日以降。一般入試は出願が1月25日以降、選抜が2月10日以降です。
  • 推薦入試は、その私立高校が第1志望で、中学校長の推薦書があり、学校の推薦基準に当てはまる人が受けます。合格したら入学します。
  • 併願優遇は、一般入試で、学校が定めた成績などの基準を満たした受験者に優遇措置をとる仕組みです。令和9年度の実施要項で*印の付いた区分がそれです。
  • 推薦と併願優遇は、12月15日以降の「入試相談」を中学校の先生と私立高校の間で行います。偏差値は使わず、伝えられるのは「合格の可能性」で、確約ではありません。
  • 立川市・昭島市の全日制の私立高校は、立川女子・昭和第一学園・啓明学園の3校。3校とも一般入試に併願優遇があり、特例の欄はAです。ただし昭和第一学園は手続締切が2月16日と書かれていて、都立の発表まで待てるかは学校に確かめます。
  • 内申の基準を要項で公表しているのは、3校のうち立川女子と啓明学園。昭和第一学園の基準は、この記事を書いた時点で公表資料を確かめられませんでした。

推薦は1月22日から、一般は2月10日から。併願優遇は一般入試の中にあります

東京の私立高校の入試は、多くの学校で「推薦入試」と「一般入試」の2つです。入学者選抜の方法は、一般財団法人東京私立中学高等学校協会が定めていて、東京都生活文化局がそれを令和9年度の実施要項の参考資料に載せています(東京都生活文化局, 2026c, 4ページ)。

区分出願の始まり選抜の始まり受けられる人
推薦入試2027年1月15日(金)以降1月22日(金)以降その私立高校が第1志望で、中学校長が推薦し、学校の推薦基準に当てはまる人
一般入試1月25日(月)以降2月10日(水)以降2027年3月に中学校を卒業する見込みの人など

各校の締切日と選抜日は、この範囲で学校ごとに決まります。「併願優遇」は、3つめの入試ではありません。一般入試の中の扱いです。都の実施要項は、一般入試において各学校が定める成績等の基準を満たした受験者に優遇措置(併願優遇)を講ずる場合、その区分に*印を付けるとしています(同, 4ページ)。

このページで分かることは次のとおりです。

  • 推薦入試・併願優遇・いわゆるフリー受験の違いと、それぞれの条件
  • 12月の「入試相談」で何が行われ、何が行われないか
  • 私立の入学手続を都立の発表まで待てるかどうかの見方(AからFの扱い)
  • 立川市・昭島市にある全日制の私立高校3校の、令和9年度の日程・試験科目・募集人員
  • 3校のうち、内申の基準が公表されている学校とその数字
  • 都立の推薦・一般との日程の重なり方

どの私立高校が受かりやすいか、偏差値でどこに当たるかは書きません。そうした数字は、ここで使う公表資料には載っていないからです。

令和9年度、都内で生徒を募集する全日制の私立高校は181校です

都の発表によると、令和9年度に生徒を募集する都内の私立高校は、全日制課程181校、定時制課程3校、通信制課程8校です。全日制の募集人員の合計は35,476人で、前年度より349人減りました(東京都生活文化局, 2026a)。数字は令和8年9月24日現在の取りまとめです。

令和9年度(全日制)学校数募集人員
推薦入試をする学校164校15,348人
一般入試をする学校181校20,128人
合計(生徒募集校)181校35,476人

推薦入試をする学校は、募集をする学校の90.6%です。募集人員で見ると、推薦が43.3%、一般が56.7%です(同)。高校から生徒を募集しない学校(生徒非募集校)は、全日制で52校あります(同)。発表は「各学校の実施内容については、今後変更になる可能性がある」としています。

推薦入試は「第1志望」の入試です

協会の説明では、推薦入試を受けるには、次の3つをすべて満たす必要があります(東京私立中学高等学校協会, 2026)。

  1. 受験する私立高校が第1志望であること。合格した場合は、その私立高校に入学します。
  2. 在籍する中学校長の「推薦書」がもらえること。
  3. 各私立高校が定めている推薦基準に当てはまること。

協会はさらに、第1志望の入試なので、都立高校の推薦入試や他の私立高校の推薦入試を受けることもできない、と書いています(同)。都立の推薦(令和9年度は1月26日・27日)と私立の推薦(1月22日以降)は、日付が重ならなくても、両方を出すことはできません。

選抜の方法は、書類審査・作文・面接・実技・適性検査の中から、各私立高校が必要と認めるものを選びます(東京都生活文化局, 2026c, 4ページ)。協会の説明によると、適性検査は国語・数学・英語の3教科を一般入試より短い時間で行う場合が多いものの、学校によって違います(東京私立中学高等学校協会, 2026)。出す書類のうち、中学校長の推薦書と調査書は必ず提出します(東京都生活文化局, 2026c, 4ページ)。

都の実施要項を見ると、推薦の中に「併願推薦」「B推薦(都・神外生)」のような区分を置く学校があります。都外(埼玉・千葉など)の中学生向けの区分もあり、立川・昭島の公立中学校から受ける人が使えるかどうかは、区分の名前と各校の要項で確かめます。後で見る啓明学園の「併願推薦入試」も、要項に「都外生(神奈川県生を除く)」と書かれています(啓明学園高等学校, 2026, 3ページ)。

併願優遇は、一般入試で基準を満たした人への優遇です

協会の説明は、併願優遇を次のように書いています(東京私立中学高等学校協会, 2026)。

  • 公立高校が第1志望の人は、ほとんどが公立高校と私立高校を併願する。「併願優遇で合格し、公立高校が不合格だったら、その私立に入学する」というのが一般的な併願優遇である。
  • 各私立高校が成績等の基準を設け、満たした人に加点するなどの優遇をする。どう優遇するかは学校ごとに違う。
  • 推薦入試と同じく、入試相談を行う必要がある。一般入試なので中学校長の推薦書はいらない。
  • 併願優遇をしない学校もある。
  • 優遇なので、当日のテストで合格ラインに届かなければ不合格になる。安全のために複数の私立高校を受ける必要があるが、他の私立高校との併願の条件は学校ごとに違う。

併願優遇を使わずに一般入試を受けることを、協会は「いわゆるフリー受験」と呼んでいます。学校の基準に少し届かず併願優遇が使えない場合や、併願優遇の制度がない学校を受ける場合です(同)。

「併願」という言葉からは公立との組み合わせだけを思い浮かべがちですが、学校によって、併願先に私立を含めるかどうかが違います。後で見るとおり、立川女子は併願優遇を「公立・私立ともに可」、啓明学園は「第1志望は国公私立を問わない」と要項に書いています(立川女子高等学校, 2026, 2ページ)(啓明学園高等学校, 2026, 4ページ)。

入試相談は12月15日以降。伝えられるのは「合格の可能性」です

推薦入試と併願優遇の前には「入試相談」があります。協会の説明をそのまま追います(東京私立中学高等学校協会, 2026)。

  • 推薦入試や、併願優遇を使った一般入試を希望する生徒について、私立高校が、その学校の基準に達しているか、どのような中学校生活を送ってきたかを確かめ、在籍する中学校の先生に「合格の可能性」を伝える場である。
  • 通常、12月15日以降の数日間で行う。
  • 使う資料は、学習(内申と観点別評価)・実技・特別活動・出欠などの記録で、業者テストをはじめとする「偏差値」を使った相談は行わない。
  • 述べられるのは「合格の可能性」だけで、「確約」や「内定」は行わない。入試なので不合格になることがある。

協会は、入試相談を経て受けることになるので、12月ごろの三者面談までに志望校を決め、担任の先生に相談する必要がある、とも書いています(同)。都内の公立中学校の場合、入試相談は中学校の先生と私立高校の間で行われます。埼玉県のように中学校の先生が入試相談をしない県もあり、その場合の扱いは学校ごとに違います(同)(啓明学園高等学校, 2026, 3ページ)。

啓明学園の要項は、公立中学校との入試相談の日を2026年12月15日(火)・16日(水)・17日(木)と書いています(啓明学園高等学校, 2026, 3ページ)。他校の日程は、各校の要項か説明会で確かめます。

都立の発表まで手続を待てるか——AからFの6つの扱い

都立を第1志望にして私立の一般入試に合格した場合、気になるのは、都立の合格発表(令和9年度は3月1日)の前に私立の入学金を払う必要があるかどうかです。都の実施要項は、一般入試での都立高校併願者に対する入学納付金の扱いを、次の6つに分けています(東京都生活文化局, 2026c, 5ページ)。

記号扱い
A入学手続の締切日が、都立高校の合格発表日以降(都立受験者の申し出により入学手続を待つ学校を含む)
B都立の発表日前に全額を納めさせるが、申し出により全額を返す
C都立の発表日前に全額を納めさせるが、申し出により一部を返す
D都立の発表日前に一部を納めさせるが、申し出により全額を返す
E都立の発表日前に一部を納めさせるが、申し出により一部を返す
F都立の発表日前に一部を納めさせ、返さない

ここで言う都立の合格発表日は、第一次募集の合格発表日です。実施要項の各校の行の右端「併願者の特例取扱い」の欄に、この記号が入っています。欄が空いている区分の扱いは、各学校に問い合わせるよう注記されています(同)。

記号は募集区分ごとに付いています。同じ学校でも、併願優遇の区分はA、それ以外の一般の区分は空欄、ということがあります。見るのは、自分が受ける区分の行です。

立川市・昭島市の全日制の私立高校は3校です

令和9年度の実施要項で、所在地が立川市・昭島市になっている全日制の学校は、立川女子(立川市・女子校)、昭和第一学園(立川市・男女校)、啓明学園(昭島市・男女校)の3校です(東京都生活文化局, 2026b, 8・25・27ページ)。3校とも、一般入試に*印(併願優遇)の区分があります。

立川女子(女子校・普通科300人)

コース・区分募集人員願書締切選抜日試験科目等発表手続締切特例
特別進学・推薦251/161/22面接1/231/29―
特別進学・一般*252/32/10国・数・英・面接2/12公立高校発表翌日A
総合・推薦1251/161/22面接1/231/29―
総合・一般*1252/32/10国・数・英・面接2/12公立高校発表翌日A

(東京都生活文化局, 2026b, 8ページ)。推薦の手続締切は都の要項では1月29日ですが、学校の要項では入学金の納入が1月23日〜25日23時59分で、1月28日・29日は書類を出す日です(立川女子高等学校, 2026, 1ページ)。

昭和第一学園(男女校・普通科576人)

コース・区分募集人員願書締切選抜日試験科目等発表手続締切特例
英語・推薦141/161/22作文・面接1/231/26―
英語・一般第1回*/第2回*141/282/10/2/11国・数・英・面接2/132/16A
選抜進学・推薦601/161/22作文・面接1/231/26―
選抜進学・一般第1回*/第2回*601/282/10/2/11国・数・英・面接2/132/16A
総合進学・推薦2001/161/22作文・面接1/231/26―
総合進学・一般第1回*/第2回*2001/282/10/2/11国・数・英・面接2/132/16A
デザイン・推薦141/161/22デッサン・面接1/231/26―
デザイン・一般第2回*141/282/11国・英・デッサン・面接2/132/16A

(東京都生活文化局, 2026b, 25ページ)

一般の手続締切は2月16日と書かれていますが、特例の欄はAです。Aには「都立高校受験者の申し出により入学手続を待つ学校を含む」と注があるので、都立を受ける人の扱いは学校に確かめます。

啓明学園(男女校・普通科105人)

区分募集人員願書締切選抜日試験科目等発表手続締切特例
推薦入試401/161/22適性検査(国・数・英)1/231/24―
一般第1回(併願優遇)*502/32/10国・数・英2/11第一志望高校発表翌日A
一般第1回(併願優遇以外)(同上)2/32/10国・数・英・面接2/112/12―
一般第2回(併願優遇)*(同上)2/32/12国・数・英2/13第一志望高校発表翌日A
一般第2回(併願優遇以外)(同上)2/32/12国・数・英・面接2/132/14―

(東京都生活文化局, 2026b, 27ページ)。ほかに帰国生・国際生・都外生向けの区分があります。一般の50人は、第1回・第2回と併願優遇・それ以外を合わせた人数です。

内申の基準を公表しているのは、3校のうち2校です

推薦基準と併願優遇の基準は、都の実施要項には載っていません。各校の募集要項に書くかどうかは学校しだいです。2026年10月10日に3校のサイトで確かめた結果を並べます。

立川女子。2027年度生徒募集要項の「選抜基準」に、次の内申基準があります(立川女子高等学校, 2026, 3ページ)。

コース推薦入試一般入試(併願優遇)
総合コース9科249科25
特別進学コース3科10または5科163科11または5科17

各コース共通の条件として、国語・数学・英語に「1」がないこと、欠席が3年次10日以内(3年11月末の時点)であることが書かれ、事情がある場合は考慮するとしています。加点は、総合コースの推薦が最大3、併願優遇が最大2、特別進学コースは最大1(英検・漢検・数検準2級以上は2まで)で、項目は資格・役員・クラブ活動などです(同)。併願優遇は「公立・私立ともに可」で、併願優遇志願者の延納手続は必要ないと書かれています(同, 2ページ)。要項には、都立高校の推薦入試に合格した場合は、中学校からの連絡を受けて出願を辞退できる、という記載もあります(同, 3ページ)。

啓明学園。2027年度生徒募集要項の受験基準は「素点内申」で、次のとおりです(啓明学園高等学校, 2026, 3・4ページ)。

区分受験基準(いずれか)
推薦入試3教科(国数英)11以上、5教科(国数英理社)17以上、9教科30以上
一般入試(併願優遇)3教科12以上、5教科18以上

どちらも、3年次1・2学期総合の評定で9科のいずれにも「1」がないこと、3年次の欠席数は在籍校の推薦基準に則ることが条件です。併願優遇は、本校を第2志望とすること(第1志望は国公私立を問わない)とされ、3教科は1点まで、5教科・9教科は2点まで(英検準2級プラス以上を持つ場合は5教科に3点まで)の加点制度があります(同, 4ページ)。

併願優遇を使わずに第1志望として一般入試を受ける人への優遇もあります。立川女子の「一般入試第一志望優遇制度」は、観点別評価の「主体的に学ぶ態度」をもとに当日の得点に加点するもので(たとえば国語の評価がAなら国語に10点)、教員との個別相談が必要です(立川女子高等学校, 2026, 4ページ)。啓明学園も、第1志望の単願の受験者の当日の得点に加点措置があると書いています(啓明学園高等学校, 2026, 4ページ)。

昭和第一学園。令和9年度の推薦基準と併願優遇の基準は、この記事を書いた時点で学校のサイトに公表された要項を確かめられませんでした。分からないので、数字は書きません。説明会や中学校の先生を通じて確かめてください。

2校の基準を見比べると、数字の上では、同じ学校の中で併願優遇の基準が推薦より1つ高く置かれています。ただし、加点の上限は区分ごとに違い(立川女子の総合コースは推薦が最大3、併願優遇が最大2)、啓明学園の併願優遇には9教科の基準がありません。数える教科(3科・5科・9科)、どの学期の評定か、加点の項目も学校ごとに違います。「内申いくつなら」という比べ方は、学校をまたいではできません。

都立との日程の重なり方

令和9年度の都立と私立の日程を、1本の線に並べます(東京都生活文化局, 2026c, 4ページ)(東京私立中学高等学校協会, 2026)(東京都教育委員会, 2026a, 第1-1, 1ページ・第2-1, 9ページ)。

時期私立高校都立高校
2026年12月15日以降入試相談(推薦・併願優遇)―
2027年1月15日以降推薦入試の出願―
1月22日以降推薦入試の選抜―
1月25日以降一般入試の出願―
1月26日(火)・27日(水)―推薦入試
2月2日(火)―推薦の合格発表
2月10日以降一般入試の選抜―
2月21日(日)―一般入試(第一次募集)の学力検査
3月1日(月)併願優遇(A)の手続はこの日以降まで第一次募集の合格発表

立川女子と啓明学園の併願優遇は「公立高校発表翌日」「第一志望高校発表翌日」まで手続を待ちます。立川女子の要項は、東京都の受験者の入学金納入を3月2日(火)23時59分まで、と具体的に書いています(立川女子高等学校, 2026, 2ページ)。啓明学園は第一志望高校の合格発表日の翌日12時までです(啓明学園高等学校, 2026, 8ページ)。啓明学園の要項は、第二次募集・分割後期募集は併願の対象外と書いています(同, 4ページ)。

都立の一般入試の点数の仕組みは一般入試の1020点と換算内申、都立の推薦の配点は昭島・立川の都立高校の推薦入試、都立の願書を出し直す仕組みは志願変更のページにあります。私立の授業料と国・都の支援は高校の授業料の支援のページにまとめました。

資料の読み方——どの資料の、どこを見るか

  1. 令和9年度都内私立高等学校入学者選抜実施要項(東京都生活文化局・PDF)。男子校・女子校・男女校の順に、区市ごとに学校が並びます。行の右端の「併願者の特例取扱い」がAからFの記号です。各頁の下の注の1が、*印=併願優遇の意味です。立川女子は8ページ、昭和第一学園は25ページ、啓明学園は27ページです。
  2. 参考 入学者選抜の概要等(同・PDF)。4ページが推薦入試と一般入試の定め、都立の日程。5ページがAからFの扱いの定義です。
  3. 知っておきたい入試のこと(東京私立中学高等学校協会)。推薦の条件、入試相談、併願優遇、フリー受験の説明があります。
  4. 各校の募集要項。内申の基準、加点、延納、入学金の納入期限は、ここにしか書かれていません。年度ごとに作り直されるので、「2027年度」の版かどうかを表紙で確かめます。

このページの限界

  • 3校に絞っています。立川市・昭島市にある全日制の私立高校だけです。通信制・定時制や、市の外の学校は扱っていません。実施要項の行の読み方は同じです。
  • 令和9年度の資料です。都の実施要項は令和8年9月24日現在の取りまとめで、変わる可能性があると注記されています。出願の前に各校の要項で確かめてください。
  • 基準が公表されていない学校があります。昭和第一学園の内申の基準は、確かめられなかったので書いていません。
  • 合否の見込みは書きません。入試相談で何を言われるか、併願優遇でどれだけ合格しやすくなるか、何点で合格かは、どの公表資料にも載っていません。
  • 偏差値は使っていません。協会の説明のとおり、入試相談でも使われない数字だからです。
  • 都外の中学校から受ける場合は扱いが違います。協会の説明でも、埼玉県や千葉県などの公立中学生は各県の取り決めに準じるとされています。

出典

なお、当サイトの運営者は、武蔵境駅北口で武蔵野個別指導塾(講師1名に生徒1名の完全個別指導)を運営しています。立川・昭島から通う場合の所要時間と、向かない人は運営者についてに書きました。

このページのまとめ

  • 東京の私立高校の推薦入試は、出願が2027年1月15日以降、選抜が1月22日以降。一般入試は出願が1月25日以降、選抜が2月10日以降です。
  • 推薦入試は、その私立高校が第1志望で、中学校長の推薦書があり、学校の推薦基準に当てはまる人が受けます。合格したら入学します。
  • 併願優遇は、一般入試で、学校が定めた成績などの基準を満たした受験者に優遇措置をとる仕組みです。令和9年度の実施要項で*印の付いた区分がそれです。
  • 推薦と併願優遇は、12月15日以降の「入試相談」を中学校の先生と私立高校の間で行います。偏差値は使わず、伝えられるのは「合格の可能性」で、確約ではありません。
  • 立川市・昭島市の全日制の私立高校は、立川女子・昭和第一学園・啓明学園の3校。3校とも一般入試に併願優遇があり、特例の欄はAです。ただし昭和第一学園は手続締切が2月16日と書かれていて、都立の発表まで待てるかは学校に確かめます。
  • 内申の基準を要項で公表しているのは、3校のうち立川女子と啓明学園。昭和第一学園の基準は、この記事を書いた時点で公表資料を確かめられませんでした。

よくある質問

私立高校の推薦入試と一般入試は、いつありますか。

東京私立中学高等学校協会の定めで、推薦入試は出願が2027年1月15日(金)以降、選抜が1月22日(金)以降、一般入試は出願が1月25日(月)以降、選抜が2月10日(水)以降に始まります。各校の日はこの範囲で学校ごとに決まります(東京都生活文化局, 2026c, 4ページ)。

併願優遇とは何ですか。

一般入試で、各学校が定める成績等の基準を満たした受験者に対して講じる優遇措置です。都の実施要項では、その区分に*印が付いています(東京都生活文化局, 2026b, 各頁の注)。協会の説明では、どう優遇するかは学校ごとに違い、当日の試験で合格に届かなければ不合格になります(東京私立中学高等学校協会, 2026)。

都立高校の推薦入試と私立高校の推薦入試は、両方受けられますか。

受けられません。私立の推薦入試はその学校が第1志望であることが条件で、協会の説明は、都立高校の推薦入試や他の私立高校の推薦入試を受けることもできないとしています(東京私立中学高等学校協会, 2026)。

私立に合格したあと、都立の発表まで入学金を払わずに待てますか。

学校によります。都の実施要項は、都立の第一次募集の合格発表日以降まで入学手続を待つ扱いを「A」とし、ほかにBからFの扱いを定めています(東京都生活文化局, 2026c, 5ページ)。立川女子・昭和第一学園・啓明学園の併願優遇の区分は、令和9年度はいずれもAです(東京都生活文化局, 2026b, 8・25・27ページ)。

併願優遇の内申の基準は、どこに書いてありますか。

学校の募集要項です。立川女子は総合コースの併願優遇が9科25、特別進学コースが3科11または5科17(2027年度生徒募集要項, 3ページ)。啓明学園は3教科12以上または5教科18以上(2027年度生徒募集要項, 4ページ)。どちらも加点の制度があります。基準を公表していない学校もあります。