立川・昭島 中学受験と高校受験の公表資料ガイド立川市・昭島市の家庭向けに、立川高校と立川国際中等教育学校の入試を、学校と東京都教育委員会が出している資料から読み解く

最終更新:2026年10月3日

立川高校 創造理数科の入試——理数等特別推薦と学力検査

創造理数科の推薦は、研究レポートの口頭試問に250点を置いています。理数等特別推薦の配点と、学力検査で普通科を第2志望にする扱いを、要綱の原文と令和8年度の実績で読みます。

この記事の要点
  • 創造理数科は令和4年4月に立川高校にできた理数の専門学科で、令和8年度の募集人員は40人でした。
  • 推薦は理数等特別推薦だけです。配点は調査書500点・個人面接50点・小論文200点・口頭試問250点の1000点満点です。
  • 口頭試問は、研究レポートを3分ほど説明して質疑に答える検査です。レポートそのものは点数になりません。
  • 令和8年度の特別推薦は募集6人に応募12人、合格6人でした。令和7年度は8人の枠に合格5人でした。
  • 学力検査は普通科と同じ問題・同じ1020点満点で、創造理数科を第1志望にした人は普通科を第2志望にできます。
  • 令和8年度の学力検査は募集34人に最終応募141人で4.15倍、受検134人、合格36人でした。

このページで分かること

面接室に入って、最初の3分で自分の研究を説明する。そのあと、質問が続く。都立立川高校の創造理数科の推薦は、この「口頭試問」に250点を置いています。小論文より大きい配点です。

創造理数科は、立川高校の中にある理数の専門学科です。入口は2つあります。1月の「理数等特別推薦」と、2月の学力検査です。このページは、その両方を公表資料の数字で読みます。配点と日程は令和9年度入学者選抜(2027年1〜3月に行う入試)のもの、人数は令和8年度(2026年1〜3月実施)までの実績です。

  • 創造理数科とは何か。東京都教育委員会と学校が使っている言葉で
  • 理数等特別推薦の配点(調査書500点・個人面接50点・小論文200点・口頭試問250点)
  • 研究レポートと口頭試問の決まり。学校が公表している評価の観点
  • 学力検査で、普通科を第2志望にする扱い。要綱の原文
  • 令和8年度の応募・受検・合格の人数と、「4倍」の読み方

同じ学校の普通科の入試は、都立立川高校(普通科)の入試を配点表で読むに書きました。

創造理数科は、令和4年4月にできた理数の学科です

東京都教育委員会は2021年7月に、立川高校に新しい学科を作ると発表しました。そのときの説明はこうです。「『創造理数科』は、これからの社会において、新しい価値(イノベーション)の創造に向けて求められる資質や能力を培うため、あらゆる科学技術の根底にある理数系分野の幅広い素養や情報活用能力などを学ぶ、都立高校で初めての学科となります」(東京都教育委員会, 2021)。

同じ発表に、もう1つ大事な一文があります。普通科の一部を改編して作るので、立川高校は「『普通科』と『創造理数科』の2つの学科を併置する学校」になる、という説明です。新設は令和4年4月でした(東京都教育委員会, 2021)。

学校は、目指すものをこう書いています。「理数教育のみに重点を置くのではなく、Society5.0社会の実現に向けて、文理分断からの脱却を目指し、新しい価値(イノベーション)を生み出すことのできる人材の育成を図ります」(東京都立立川高等学校, 2022)。理科と数学だけの学科、という説明ではありません。

普通科と何が違うのか

学校の説明では、創造理数科は「専門学科『理数』の学科」です。数学と理科の科目の名前が、普通科と違います。「理数数学Ⅰ・Ⅱ」「理数物理」「理数生物」などを学びます。探究の科目(「理数探究基礎」「理数探究」)は、3年間で計5単位です(東京都立立川高等学校, 2022)。

人数も違います。令和8年度の募集人員は、創造理数科が40人、普通科が276人でした(東京都教育委員会, 2025)。令和9年度の募集人員は、2026年10月3日の時点でまだ公表されていません。

1つ、資料を読むときの注意があります。東京都教育委員会の要綱は、この学科を「立川高校の理数科」と書きます。「創造理数科」で探しても、条文は見つかりません。

推薦は「理数等特別推薦」だけ。普通科の推薦とは併願できません

創造理数科には、普通の推薦(一般推薦)がありません。配点表の注に「理数に関する学科の推薦に基づく選抜は、理数等特別推薦のみ実施します」とあります(東京都教育委員会, 2026c)。令和9年度にこの推薦を行うのは、立川高校と科学技術高校の2校です(東京都教育委員会, 2026b)。

要綱は、この推薦の目的をこう書いています。「科学技術の根底にある理数系分野の素養を前提に、探究の過程を通して、課題を解決する力や、他者の考えから自分の考えを深めるとともに、新しい価値を生み出す創造性など、変化し続ける社会にあって生徒たちに必要となる力を評価し、選抜する」(東京都教育委員会, 2026a)。

出願の決まりは厳しめです。原文は「志願者は、1校1科に限り出願する。志願変更はできない。また、他の推薦に基づく選抜に出願することはできない」です(東京都教育委員会, 2026a)。つまり、創造理数科の特別推薦と、普通科の一般推薦は、どちらか片方です。学校のQ&Aにも「できません。どちらかを選択してください」とあります(東京都立立川高等学校, 2026a)。

中学校の校長の推薦が要ることは、ほかの推薦と同じです。推薦書は「理数等特別推薦書」という学校所定の様式を使います(東京都教育委員会, 2026a)。

立川高校が示している「基準」

理数等特別推薦の一覧表(別表5-2)には、学校ごとの基準が書かれています。立川高校は次の3つです(東京都教育委員会, 2026b)。

  • 入学後も意欲的に学習に取り組むことができる。
  • 科学分野等に高い興味・関心をもち、研究活動などの創造的な活動に意欲的である。
  • 外部の研究発表会などに積極的に参加することができる。

同じ表の右端に「今後3年間の数値目標等」という欄があります。立川高校の欄には「科学オリンピック、各種発表会、各種学会での発表及び入賞」と書かれています。これが出願の条件だとは、表のどこにも書かれていません。

配点は1000点。口頭試問が250点です

項目立川高校 創造理数科(令和9年度・理数等特別推薦)
推薦枠15%
人数(令和9年度)6人
調査書で使うもの評定
調査書500点
個人面接50点
小論文200点
口頭試問250点
合計1000点

配点は別表5-2と別表4に、推薦枠の15%は別表4にあります(東京都教育委員会, 2026b)(東京都教育委員会, 2026c)。合計の1000点は、学校の資料に「総合成績」として書かれています(東京都立立川高等学校, 2026a)。

割合にすると、調査書50%、口頭試問25%、小論文20%、面接5%です。調査書は、都立高校の推薦で決められている上限(総合成績の50%)いっぱいです(東京都教育委員会, 2026c)。口頭試問は、個人面接の5倍あります。

調査書の500点は、9教科の5段階評定の合計を500点に換算します。「傾斜配点は実施しません」と学校は書いています。数学や理科の評定だけを重く数えることはしません(東京都立立川高等学校, 2026a)。

普通科の一般推薦は、小論文400点・個人面接100点でした。創造理数科は小論文が200点になり、そのかわりに口頭試問の250点が入ります。同じ学校でも、推薦で見るものの重みが違います。

口頭試問は「3分の説明と質疑」。研究レポートは点数になりません

要綱は、理数等特別推薦の検査を「科学分野等の研究に関するレポートについての口頭試問、個人面接及び小論文の検査」と決めています(東京都教育委員会, 2026a)。口頭試問とは、口で質問を受け、口で答える検査のことです。

立川高校の口頭試問の中身は、東京都教育委員会の別表6に書かれています。「はじめに3分程度、研究レポートについて説明する。その後、研究レポートに関する質疑応答を実施する」(東京都教育委員会, 2026b)。

研究レポートの決まり

研究レポートは、出願のときに出します。決まりは次のとおりです(東京都教育委員会, 2026b)(東京都立立川高等学校, 2026a)。

  • A4判で2枚以内。片面に書くか印刷する。様式は自由
  • 用紙はレポート用紙やコピー用紙でよい。両面は不可
  • 手書きでも、パソコンで作ってもよい
  • 6つの項目を立てる:研究のテーマ、研究の背景・目的、研究の方法、研究の結果、研究の考察、今後の展望
  • 検査の当日、出したレポートのコピーを持ち込める

大事な一文があります。「研究レポートは点数化しません」。紙のできばえに点がつくのではありません。250点がつくのは、3分の説明と、そのあとの受け答えです(東京都立立川高等学校, 2026a)。

だから、準備の中心はレポートを飾ることではありません。自分がやったことを3分で話せるか。方法や結果について聞かれて、自分の言葉で答えられるか。資料から読み取れるのは、そこまでです。

口頭試問で見る8つの観点

立川高校は、令和9年度の推薦の「評価の観点」を公表しています。創造理数科の口頭試問は、次の8つです(東京都立立川高等学校, 2026b)。

  • 知識・技能
  • 情報活用力
  • 課題発見・解決力
  • 論理的思考力
  • 情報発信力(表現力)
  • 協働力
  • 粘り強く取り組む力
  • 研究倫理

個人面接と小論文の観点は、普通科と同じ言葉が並んでいます。面接は5項目、小論文は「文章構成力・論理性・表現力・説得力」の4項目です。観点ごとの配点は書かれていません。

検査は2日間。小論文は50分です

学校の資料では、検査は2日間です。1日目が個人面接と小論文、2日目が口頭試問です(東京都立立川高等学校, 2026a)。別表6では、口頭試問の日は1月27日で、集合時刻は受検者によって違うとされています(東京都教育委員会, 2026b)。

小論文は50分です。「出題される文章や各種データを基にしながら、指定された問いに従って記述する形式」と説明されています(東京都立立川高等学校, 2026a)。令和8年度に出た課題は、東京都教育委員会の一覧に載っています。創造理数科は小問が3つでした(東京都教育委員会, 2026f)。

  • 小問1:「ロボットと人間」の文章を読み、「タッチパネルによる注文」方式の問題点を二つ挙げる(60〜80字)
  • 小問2:2つの情報をタッチパネル上のどこに示すかを、簡潔な理由とともに選ぶ
  • 小問3:記録タイマーを用いて重力加速度を求める実験の方法を図などで表し、実験結果を考察する

一覧を見比べると、小問1と小問2は普通科と同じ文面です。小問3が、理科の実験を自分で組み立てて説明する問いになっていました。来年度も同じ形とは限りません。実物は、学校の「学力検査問題等」のページにあります。2026年10月3日に見た時点で、令和6〜8年度の創造理数科の問題が載っていました(東京都立立川高等学校, 2026b)。

令和8年度の特別推薦は、6人の枠に12人でした

令和8年度(2026年1月実施)の理数等特別推薦で、立川高校の創造理数科は募集6人、応募12人、応募倍率2.00倍でした(東京都教育委員会, 2026d)。6人は、募集人員40人のうちの推薦の分です(東京都教育委員会, 2025)。

学校の資料には、合格した人数まで載っています(東京都立立川高等学校, 2026a)。

年度(創造理数科・特別推薦)募集応募受検合格応募倍率
令和8年度6121262.00
令和7年度89951.13
令和6年度89961.13

令和6・7年度は推薦の募集が8人でした。令和8年度から6人です。

この表でいちばん目を引くのは、令和7年度です。8人の枠に9人が受けて、合格は5人でした。応募倍率は1.13倍なのに、枠が3人分あいています。令和6年度も、合格は6人で、2人分あきました。

理由は、学校の資料に書いてあります。総合成績の高い順に募集人数分を合格にする。「ただし、一定の水準に達していない場合、定員内であっても不合格となることがあります」(東京都立立川高等学校, 2026a)。要綱にも、基準に達していると認められた人の中から合格候補者を決める、とあります(東京都教育委員会, 2026a)。

倍率が低い年でも、全員が受かるわけではない。この推薦の数字は、そう読みます。あいた分は学力検査の募集に足されます。令和6年度は2人、令和7年度は3人が加わったと、学校は注に書いています(東京都立立川高等学校, 2026a)。

推薦で不合格になっても、学力検査の合否には「影響は全くありません」。判定は別々です(東京都立立川高等学校, 2026a)。推薦の高い倍率の読み方は、推薦の倍率が3倍を超えるときにまとめています。

学力検査は、普通科と同じ問題・同じ1020点です

2月の学力検査では、創造理数科だけの特別な問題はありません。学校はこう書いています。「『普通科』と『創造理数科』の選抜方法は、同じです」。5教科のうち国語・数学・英語(リスニングを除く)は立川高校の自校作成問題で、「普通科と創造理数科は、同じ問題です」(東京都立立川高等学校, 2026a)。

配点も同じです。学力検査700点、調査書300点、英語スピーキングテスト(ESAT-J)20点で、合計1020点です。学力検査と調査書の比は7:3。別表4の創造理数科の行では、特定の教科を重くする「傾斜配点」の欄は「-」になっています(東京都教育委員会, 2026c)。数学や理科の点を重く数える扱いは、令和9年度の立川高校にはありません。

配点の細かい計算と自校作成の教科は、普通科のページに書きました。自校作成問題そのものは、姉妹サイトの自校作成問題とは何かで扱います。

普通科を第2志望にできます——要綱の原文

ここが、このページでいちばん確かめてほしいところです。都立高校の一般入試では、同じ高校の中でも、学科が違えば第2志望にはできないのが原則です。立川高校の創造理数科と普通科は、その例外として条文に名前が出ています。

令和9年度の要綱「第2-4 出願方法」の原文です(東京都教育委員会, 2026a)。全角の数字だけ、半角に直しました。

同一の都立高校内に普通科とコース、農業科と家庭科等、複数の学科がある場合は、それぞれ別の学科として扱うため、一方を第1志望とした場合、他方を第2志望に指定することはできない。ただし、立川高校の理数科を第1志望とする者は同校の普通科を、科学技術高校の理数科を第1志望とする者は同校の科学技術科を、それぞれ第2志望に指定することができる。

合格者の決め方は「第2-10-5-6 理数科及び理数科以外の学科を設置する都立高校」にあります(東京都教育委員会, 2026a)。

当該都立高校の理数科の募集人員に相当する人員を総合成績の順により決定し、これをその科の合格候補者とする。なお、理数科の合格候補者となっていない者のうち、理数科以外の学科を第2志望とした者を理数科以外の学科の志望者と合わせ、当該都立高校の募集人員に相当する人員を総合成績の順により理数科以外の学科の合格候補者を決定する。

ここでいう「理数科」が創造理数科、「理数科以外の学科」が普通科です。条文を、順番に言い直します。

  • 先に、創造理数科の合格候補者を、総合成績の順に決める。
  • 創造理数科に入らなかった人のうち、普通科を第2志望にした人は、普通科を志望した人たちと一緒に並べ直す。
  • その中から、総合成績の順に普通科の合格候補者を決める。

学校のQ&Aは、出願の仕方を3通りに整理しています。「普通科」の専願、「普通科」と「創造理数科」の併願、「創造理数科」の専願です(東京都立立川高等学校, 2026a)。

条文から読み取れることを、3つ挙げます。

  • 逆はできません。ただし書きが認めているのは「理数科を第1志望、普通科を第2志望」だけです。普通科を第1志望にして、創造理数科を第2志望にする形は書かれていません。
  • 推薦には、この扱いがありません。理数等特別推薦は、ほかの推薦と併願できません。第2志望が使えるのは、2月の学力検査だけです。
  • 合格したあとに学科は変えられません。要綱に「合格者として決定した後にコース及び科(分野)を変更することはできない」とあります(東京都教育委員会, 2026a)。

併願して創造理数科に届かず、普通科に合格した場合。そのことが周りに知られるか、という問いに、学校は「ありません。自分で言わない限り知られてしまうことはありません」と答えています(東京都立立川高等学校, 2026a)。

令和8年度の学力検査は、34人の枠に141人。「4倍」はどう読むか

令和8年度(2026年2月実施)の創造理数科の学力検査は、東京都教育委員会の表でこうなっています(東京都教育委員会, 2026e)。

時点(令和8年度・創造理数科・第一次募集)募集人数倍率
願書受付の締切(2月9日発表)34応募 1464.29
最終応募(志願変更のあと)34応募 1414.15
受検(学力検査の当日)34受検 1343.94
合格発表(3月2日)34合格 36—

134人が受けて、36人が合格しました。学校の資料は、134÷36の3.72倍を「実質倍率」としています(東京都立立川高等学校, 2026a)。3年分を並べます。

年度(創造理数科・学力検査)募集応募受検合格応募倍率
令和8年度34141134364.15
令和7年度35158147374.51
令和6年度349283362.71

応募倍率は、2.71倍、4.51倍、4.15倍と動いています。枠が30人台と小さいので、応募が数十人変わるだけで倍率は大きく変わります。1年分の倍率で「上がった、下がった」と決めないでください。

4倍は「立川高校に入れない確率」ではありません

創造理数科の倍率は、創造理数科の席についての数字です。前の節のとおり、併願した人は、創造理数科に届かなくても普通科の選考に進みます。

どれくらいの人が併願しているのか。資料に人数は書かれていません。ただ、2つの資料の数え方の違いから、計算はできます。

  • 東京都教育委員会の普通科の表は、創造理数科を第1志望にした人を含みません。令和8年度の普通科は、最終応募323人、受検301人です(東京都教育委員会, 2026e)。
  • 学校の資料の普通科は、併願した人を含みます。令和8年度は応募463人、受検398人です(東京都立立川高等学校, 2026a)。

応募の差は、463−323で140人です。創造理数科の最終応募は141人でした。数え方どおりなら、141人のうち140人が普通科と併願していた計算になります。

受検の差は、398−301で97人です。学校の定義では、これは「併願した受検者のうち、創造理数科を不合格となった人数」に当たります。創造理数科で合格にならなかったのは、134−36で98人。その98人のうち97人が、普通科の選考に進んだ計算です。

これらは、このページの引き算です。資料に「併願は140人」と書いてあるわけではありません。また、普通科の合格225人のうち、併願から回った人が何人かは公表されていません。言えるのは、創造理数科の「4倍」の先に、もう一度選考がある、というところまでです。

令和9年度の日程——特別推薦は1月26日・27日、学力検査は2月21日

日程は、普通科と同じです(東京都教育委員会, 2026a)。

内容理数等特別推薦学力検査(第一次募集)
出願サイトへの入力2026年12月18日〜2027年1月18日 午後5時2026年12月18日〜2027年2月4日 午後5時
書類の提出(必着)1月8日〜1月18日1月29日〜2月4日
志願変更できない取下げ 2月10日/再提出 2月12日
検査1月26日・1月27日(口頭試問は27日)2月21日(日)
合格発表2月2日3月1日

特別推薦では、出願の書類提出までに研究レポートを仕上げることになります。1月18日が必着の締切です。レポートの提出方法の細かい指示は、学校の案内で確かめてください。

資料の読み方——どの資料の、どの表の、どの列を見るか

創造理数科の情報は、普通科と違う場所に載っています。探す場所を書いておきます。

  • 特別推薦の配点:東京都教育委員会の「入学者選抜実施要綱・同細目について」のページにある「理数等特別推薦実施校の選抜方法等」(別表5-2)です。1ページで、2校しか載っていません。「満点」の列を、調査書・面接・小論文・学校設定検査の順に読みます。口頭試問は「学校設定検査」の列です。
  • PDFは画面で見る:別表5-2は、文字をコピーすると満点の数字が抜け落ちました。数字は、PDFを開いて目で確かめてください。
  • 口頭試問の中身:同じページの「実技検査等の内容」(別表6)の「2 口頭試問を実施する都立高等学校」です。
  • 学力検査の配点:「入学者選抜実施方法一覧」の「専門教育を主とする学科・総合学科」のPDFにある、「理数に関する学科」の表です。普通科のPDFには載っていません。
  • 第2志望の決まり:要綱の本文の「第2-4 出願方法」と「第2-10-5-6」です。「理数科」という言葉で探します。
  • 応募の人数:推薦は、1月の応募状況の「理数等特別推薦」のPDFです。学力検査は、2月と3月の「専門学科・定時制課程(単位制)」のPDFの「理数に関する学科」の表です。
  • 学校の資料:立川高校の公式サイトの「入試案内」に、受検に関するQ&A、評価の観点、理数等特別推薦書の様式があります。過去3年間の表は、下の備考と一緒に読みます。

このページの限界

  • 年度が変われば数字が変わります。配点と日程は令和9年度入学者選抜、人数は令和8年度以前の実績です。創造理数科は令和4年にできた学科で、実績は数年分しかありません。
  • 枠が小さい学科です。推薦は6〜8人、学力検査は30人台の枠です。倍率は年によって大きく動きます。
  • 公表されていないことは書いていません。合格した人の評定や得点、口頭試問で実際に聞かれた質問、併願した人の正確な人数は、このページで確かめた資料には載っていません。
  • 引き算はこのページの計算です。140人、97人、98人は、2つの資料の数え方の定義を当てはめて引いた数です。
  • 令和9年度の学科全体の募集人員は、2026年10月3日の時点で未公表です(別表4に「10月頃に発表する予定」)。理数等特別推薦の人数は、別表5-2に「男女・6」と載っています(東京都教育委員会, 2026b)。
  • 扱っていないこと。研究テーマの選び方、レポートの書き方、入学後の授業の評判、大学への進路は、このページの範囲の外です。

出願の前には、東京都教育委員会と立川高校の最新の資料を、必ず自分で開いて確かめてください。

出典

なお、当サイトの運営者は、武蔵境駅北口で武蔵野個別指導塾(講師1名に生徒1名の完全個別指導)を運営しています。立川・昭島から通う場合の所要時間と、向かない人は運営者についてに書きました。

このページのまとめ

  • 創造理数科は、令和4年4月に立川高校にできた理数の専門学科です。令和8年度の募集人員は40人でした。
  • 推薦は理数等特別推薦だけで、普通科の一般推薦とは併願できません。配点は調査書500点・個人面接50点・小論文200点・口頭試問250点です。
  • 口頭試問は、研究レポートを3分ほど説明し、質疑に答える検査です。レポートそのものは点数になりません。
  • 令和8年度の特別推薦は募集6人に応募12人、合格6人。令和7年度は8人の枠に合格5人で、枠があいた年もあります。
  • 学力検査は普通科と同じ問題・同じ1020点満点。創造理数科を第1志望にした人は、普通科を第2志望にできます。
  • 令和8年度の学力検査は募集34人に最終応募141人(4.15倍)、受検134人、合格36人。届かなかった併願者は普通科の選考に進みます。
  • 令和9年度の学科全体の募集人員は10月頃に発表の予定です。理数等特別推薦の人数は、別表5-2に6人と載っています。出願の前に、最新の資料を自分で確かめてください。

よくある質問

創造理数科の推薦と、普通科の推薦は両方受けられますか。

受けられません。理数等特別推薦は1校1科に限って出願し、ほかの推薦に基づく選抜には出願できないと要綱に書かれています(東京都教育委員会, 2026a)(東京都立立川高等学校, 2026a)。

理数等特別推薦の配点を教えてください。

令和9年度の立川高校は、調査書500点・個人面接50点・小論文200点・口頭試問250点の合計1000点です(東京都教育委員会, 2026b)(東京都立立川高等学校, 2026a)。

研究レポートは採点されますか。

レポートは点数化されません。口頭試問で、はじめに3分程度レポートを説明し、そのあと質疑応答を行います。点がつくのはこの口頭試問です(東京都教育委員会, 2026b)(東京都立立川高等学校, 2026a)。

学力検査で創造理数科に届かなかったら、普通科で合格できますか。

普通科を第2志望にしていれば、普通科の志望者と合わせて総合成績の順に選考されます。要綱の第2-4と第2-10-5-6に定めがあります(東京都教育委員会, 2026a)。

令和8年度の創造理数科の倍率は何倍でしたか。

特別推薦は募集6人に応募12人で2.00倍、学力検査は募集34人に最終応募141人で4.15倍でした。学力検査は受検134人、合格36人です(東京都教育委員会, 2026d)(東京都教育委員会, 2026e)。